oimoのスパイスは、来日したインド人留学生の「どこにもフレッシュなスパイスが売ってない」の声から始まりました。ここでは、スパイスを販売することになったきっかけやこだわりをお話します。

oimoは関連会社のkedomoでは、外国人の方の就職サポート事業を行っています。そこで出会ったインド人女性から、「友人で日本にスパイスを輸出したい人がいるから手伝ってあげてほしい」と紹介を受けたのが、今インドでoimoのフレッシュなスパイスをピックアップしてくれているアビさんです。

アビさんは日本への留学経験があります。留学中、満足できる香り豊かなフレッシュなスパイスをどこを探しても見つからず、結局インドから10kg単位で送ってもらって、友人間でシェアしていたそうです。そして、インドへ戻り、日本の人たちに自分が選び抜いた本物のスパイスを味わってほしいという思いから、スパイスを輸出する会社を立上げました。

いくら香り豊かと言っても、日本では大手メーカーのスパイスがどこのスーパーにも並んでおり、そこに割って入ることは簡単ではなさそうでした。そこで食の専門家の方にメンバーに加わってもらい、新商品開発会議を開きました。様々なアイデアの中に「カフェラテ用パンプキンパイスパイス」がありました。ラテ専用ミックススパイスは珍しく魅力的だったのですが、シーズンが限られしまう気がしたので、それならと、世界の味が楽しめるようにバリエーションを増やしてみることにしました。

試作品完成後は、全国約10店舗のカフェやバーに実際に試してもらいました。

長年、お菓子やカフェメニューでスパイスを使われている知識豊富な方々から、多くの貴重なアドバイスをいただきました。レシピの分量など修正点は多かったですが、口を揃えて「スパイスのフレッシュさに驚いた」と言っていただいたことは自信になりました。

南インドにあるケララ、北インドのヒマラヤ山脈の麓ウッタラカンドといった、名だたる香辛料の生産地からアビさんが厳選したスパイスが届きます。
インドではスパイスのグレードが細かく分けられて取引されており、その中でも高品質なものだけをoimoのスパイスのために選別してくれています。時には長い時間をかけて秘境のような場所までスパイス探しに行くようで、時々そんな写真を送ってきてくれます。

まずは、たくさん販売できるようになっても、安心で美味しい商品をお届けできる体制をしっかり作っていきます。そのうえでお客様の声を聞きならが新商品開発や、容量やラインナップの見直しにも取り組んでまいります。